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アジャイル開発と結婚式のビデオ

会社の後輩であり、アジャイル札幌代表であり、尊敬している友人の1人でもある鈴木こと、あつーしから結婚式のプロフィールビデオを頼まれた。

AtsushiAzusaWeddingVideo from Noriyuki Nemoto on Vimeo.

短い作成期間の中で、心配を掛けないように、いいものができるように作っていったところ、最後になってこれってアジャイルのスタイルと似ているかもと思ったので記しておく。

聞き取り

どういう感じがいいのか、食事をしながら聞き取る。このとき新婦のアズとは初対面。お互いに人見知りじゃないので沢山話すことが出来た感じ。 本題のプロフィールビデオに入ったけど、アツーシとアズに明確なイメージはない。この時、iPadに入っていた自分が以前作成した再現形式のビデオを見せたところ、気に入ってくれたので今回も再現形式のビデオを作ることになった。

後は彼らの出会いから結婚に至るまでを事細かに聞いていく(笑
昼間からビールを飲みながら、幸せな二人との話はとっても楽しかったなぁ。

◇学んだこと

相手の想像をかきたてるものがあった方が話が早い。
昼のビールはやっぱり旨いっ!!

撮影

実際の撮影のときは、二人のキューピットである上司の協力も得ながら撮影した。ここで活躍したのは一緒に撮影に付き合ってくれたいづいづ。この人はめっちゃ絵がうまくて、自分がイメージしたTシャツを何も見ずにその場で作ってくれた。ビデオの中に出てくる「勝つ!!」って書いてあるTシャツはいづいづの手書き。凄いよなぁ〜ほんとに。

◇学んだこと

最速でものを作る場合は圧倒的なスキルが重要である

編集に使ったアプリ

さて、素材が出来たのでここから編集作業に入った。 今回の編集ソフトはMacのFINAL CUT PROをチョイス!触るのが始めてだったので先ずは簡単な動画を作成してみる。

◇学んだこと

知らない道具は先に使えるようにしておくことで、不安を取り除く
Macの動画編集ソフトはWindowsに比べて圧倒的に安い!!

気をつけた事1

自分が一番気をつけたのは相手が不安にならないこと、最後にドンデン返しがないようにすること、そしてやっぱり二人が喜んでくれるものを作ることだった。
今回のビデオは5パートで作成した。
 1 予告編
 2 あつーしの生い立ち
 3 あずの生い立ち
 4 二人の出会い(再現)
 5 二人の写真

2週間と短い期間だったので、基本は毎日メールとリリースをした。一つのパートが毎日出来ていくので、安心したんじゃないかと思う。その日にリリースできないときは予定をメールするようにして、無駄な不安を生じさせないようにした。
字幕などは最初につけずに、後でつけるからということにして全体をリリースしていった。

◇学んだこと

相手が不安にならないようにすることが重要と考えた。それには細かいリリースが一番。

気をつけた事2

ソフトウェアほどではないが、どうしても変更を行うと音と映像がずれたりと影響がでる。逆に言うと音や映像のズレなどに気をつけていれば、その他の不具合は気にしなくてもよいというのは楽だった。ただたまにFinalCutの特性か、ある特定の部分で変更がされないことがあったりしたが、それに関してはFinalCut自体を再起動することで直った。

毎日のリリースで気になった事

ここで気になったのは、要求元の二人からあまりリクエストが入らなかったこと。一応、会社の先輩後輩でもあるので、言いたいことが言えないんじゃないかと不安になる。最後の方にはリクエストあったので、このときに初めて満足してくれてたんだなと分かって一安心。

◇学んだこと

最初に良い関係を構築しておかないと、満足しているのか、遠慮しているのかわからないことがある。

最終リリースと当日の上映

1週間前になんとかリリースして、二人はとっても喜んでくれた。そして結婚式当日、自分は参加者としてみんなの声を直接聞く事ができた。ワイワイ賑やかだった会場が静まりかえり、みんながビデオを見てくれるのがとっても嬉しかったのを覚えている^^
評判も良くて3次会まで話題に困らなかった(笑

◇学んだこと

実際に見てくれた人の生の声聞けるってとっても嬉しいし、幸せだと思う。

感想

今回のビデオ作成はチーム開発という部分は少なかったものの、振り返ってみるとかなり自分のイメージしているアジャイル開発に近いと思った。
作りたいアイディアや想いも重要だけれども、作れる技術や道具というのはベースとして絶対に必要である、普段から意識してそのベース上げる努力が必要だと思う。
その上に相手を不安にさせない方法+相手とイメージの共有に力を注ぐことで、手戻りを最小限に留め、磨き上げの時間を多く取る事ができるんじゃないかな〜と思った。
アジャイルな方法で実施しようと思ったわけじゃないけど、アジャイルについて勉強したり考えたりする機会が多いので、そういうのが少し出てきたんじゃないかな〜って思っている。