量を質に変えるキーポイント
アドベントカレンダーの12/9のエントリです
量をこなすことで質に変わる、すなわち何かを沢山やることで上達するというのはほんとにそうなのでしょうか?
量を質に変えるにはキーポイントが存在すると考えています。それは何かと言うと、『意識をしながら量をこなす』ことです。
自分は幼稚園の時から大学1年の時まで毎年スキーを滑っていました。もちろん滑るだけならだいたいどこでも滑れましたが、技術的には上手くなかったです。大学2年からは流行っていたスノーボードを滑るようになりました。*1 社会人になって5年目くらいのときに、知り合いのスキー大好きオジさんに誘われて、久しぶりにスキーを滑ることになりました。そのときにカービングのポイントである「角付け」、「荷重」、「回旋」という3つの要素を教えてもらいました。 3つを一気には難しいので、まずは「角付け」を意識しながら滑る、ビデオを見る、また意識して滑る。「角付け」ができたら次に「荷重」を意識する、ということを繰り返すことで、スキーのカービングが圧倒的に上手くなりました*2。そして何かを意識するためには、余裕が必要です。自分のスピードや斜度の範囲内で練習することで余裕ができ、意識したいことに集中することができます。
いまとなってふりかえると、どんだけ量をこなしても、ただそれだけでは質には変化しないと思います。もちろん慣れることでどこでも滑れるようになりました。しかし、その滑り方を続けていても、カービングが綺麗にできるようになるとは到底思えません。
まとめると、、、
- 意識しながら量をこなすことで質に変換することが可能となる。
- 意識を集中するためには、余裕が必要である。
最後に体重はいくら頑張っても質には変わりませんのであしからず。*3