RSGT2018 Day1レポート その②
その①よりの続きです。
ゲーム開発現場の中心で心理的安全性を叫ぶ
森田さんと田口さんによるゲーム業界での話。
ゲーム開発現場の中心で心理的安全性を叫ぶ [RSGT2018]
グッときたところ(森田さんパート)
- 自分の中で勝手に決めつけてあきらめていたところがあった。
- LT大会でアピールのために社長の席の近くでやった。
- Chatworkで「言える化」を推進する。
- 外を見るより、中を大切にしていればきっと輪が広がる。
感想 (森田さんパート)
人と人をつなぐ行動を地道にやっているだけではなく、周りへのアピールも配慮しているのが印象的でした。 LT大会で紹介されてたペンギンの見分け方のスライドが気になります。。。
グッときたところ(田口さんパート)
感想 (田口さんパート)
ストリートファイター4に関わってた人とのことで、感慨深いものがありました。
特にスクラムで大事にしている透明性は、心理的安全性の上に乗っているという失敗談?が面白かったです。
Scrum プロジェクト開始のベストプラクティス / Best Practice for Initiating Scrum Project
いつもブログを読ませてもらっているRyuzeeさんのお話。
Scrumプロジェクト開始のベストプラクティス #RSGT2018 | Ryuzee.com
グッと来たところ
- ベストプラクティスはないw
- カードカルトの話。
- インセプションデッキはあくまでF/Wであり、共通理解と共通理解すべき領域を決めるもの。
- 作るものの特性が分からないと開発の仕方は決まらない。
- クネビンフレームワーク。
- プロジェクトを成功させたかったら、十分条件ではじめなさい。
- 非機能はアーキテクト、コスト、納期に影響がある。
- 検証はタイムボックスにして時間を区切る方が良い。
- ツールセットは教育しなさい。さもないと痛い目を見る。
- テスト自動化についてはスクラムでは規定していないけど”必須”。
- 外から連れてきたスクラムマスターは社内情報にアクセスできない可能性があるのでうまく行かないことがある。
- 古株の内部の人がスクラムマスターをやると各部署との調整がスムーズにいくことが多い。
- スクラムマスターの個人の評価は要らないと思う。チームが成果を出してれば十分じゃない?
感想
理想と現実の話があり、実践的すぎる話でめっちゃ勉強になりました!
実際に取り組む人は必ず聞いた方がいいと思うくらいの話でした。
とくに非機能はアーキテクト、コスト、納期に影響あるというところは、かつてのように機能を作り上げてから非機能を入れ込んでいくという人達に聞いてほしい一言です。
またRyuzeeさんがテスト自動化が必須という話をしてくれたことに意味があると思います。アーキテクチャーからガンガン変更したらガンガン壊れますからね。
昨年はチケットが取れず無念の敗退をしたRSGTだが、今年はなんとか参加できて本当に良かった。 仙台のスクラムマスター同期にも会えたし、ホントありがたい。