RSGT2018 Day2レポート その①
さて、二日目です。
最初に言っておきますと、今日も最高な感じでした!!
敢えて属人化せよ!エキスパートの集団こそが最強のチーム(Embrace Collaboration and Fun of Coding)
昨年川口さんが出会ったというMicrosoftの河野さんのお話。
コミュニケーション
- オープンスペースも、個室のようなフォーカスルームもメリット/デメリットがある。
- 直接の会話は何ものにも代えがたい。
英語への恐怖感
- 話せても聞き取れない。
- 恐怖感が消えるのに1年半、完全になくなるには2年~3年。
- 若い人(で行きたい人)は早く海外に行きなさい!
マネジメントの力
- よいマネージャーは働き方に直結する。
- 部下が最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を作ることが仕事。
- 会社として給料を上げることは正当な評価。
評価システム
- 5段階評価をしていたときは、チームメイト同士の競争につながっていたが、止めてからは安心感が増した。
- 同僚をどれだけ助けたかは重要な指標。
- 上司を評価する仕組みもある。
- マネジメントはスキルである。
ハッカソンの力
- 年1回5日使ってやっていて、ここからプロダクトが生まれている。
- 個がとがっていないとハッカソンでモノを作れない。
- マネジメントのバックアップが必要。
- ここからゲームチェンジが始まる可能性がある。
属人化したExpert集団こそ最強
- 全員の知識レベルを合わせないとというのは無理がある。
- 尖った人達がどこかに行かれないようにする必要がある。
名言など
- Agile 開発は バッグログと共に 生きることと 見つけたり
- 売り切りのモデルではない、いまはサービスのモデル
- 会社側はAgileとか関係ない。顧客にどれだけ早く価値を届けるかが重要。
- Excelは立ち上げない!害あって一利なし!
感想
もうなんかブワッ (´;ω;`) ときました。
昨年からの自分のテーマになってる会話の重要性、マネージャについて自分の認識と思いが間違っていないなぁと思いました。
また今のマイクロソフトの強みなどが具体的に分かりました。
そしてコード、モノ作りが本当に好きだというのが河野さんの話の端々に現れていて、こっちも嬉しくなりました。
あとアメリカには力あるマネージャーがいるんだなぁ。。。ちょっと羨ましい。。。
Scrumが難しいのは幻想 -情熱の再定義-
みんな大好ききょん君のセッション。人気で立ち見も出てました!!
グッと来たところ
- やみくもに改善をしても局所最適化。
- 我々はソフトウェア工学の歴史に1ページを追加するチーム。
- 60min スプリント。
- 最高の振る舞いを習慣づける。
- ソフトウェアから学ぶ必要がある。
- 選択と集中 / 形式化と自動化。
- 超個体になるために、人間を捨てる。
感想
もはや単体で超個体感があるきょん君だけど、『我々はソフトウェア工学の歴史に1ページを追加するチーム。』という立ち位置からすごい!と感じました。 60minスプリントはいつか見学してみたいものの一つです。 ソフトウェアから習慣、イベント駆動を学び、人間にインストールするというのは新しいアプローチな気がします。 そしてそれがドラッガーの選択と集中につながるあたりもとても良いです。 きょん君は声も通るし、小ネタはウィットに富んでいて、そこも人気の秘訣なんだろうなぁと思いました。
その②に続く~