「2030SDGs」

中学のときの後輩で名寄にUターンして活躍している黒井が企画しているということで参加してきました。

SDGsエスディージーズ)

SDGsとはSustainable Development Goals の略で持続可能な開発目標というもの。 国連では、2016年から2030年までの15年間はこの17のゴールを行動計画として掲げています。
http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/
最初の説明では『大事な人来るときは、ケーキを取っておきますね?それが「持続可能な」ということです』という説明がありました。 また"持続可能"は”自己犠牲ではないよ”というのも強く印象に残っています。

ゲームを使って学ぶ

今回はこのSDGsをゲームを使って学んで行くという趣旨です。 個人的に大好きなゲーミフィケーションなので、運営のあたりも興味深くみていました。 与えられた時間とお金のカードを使い、経済活動を表したプロジェクトをクリアしていき、自分のチームの目標を達成していくというものです。プロジェクトをこなすと、世界の指標(経済/環境/社会)が少しずつ変化していきます。面白いのは交渉などが自由に行えることです。 https://imacocollabo.or.jp/games/2030sdgs/

ペアになってゲームに臨みましたが、自分達に与えられた目標は「大いなる富」というもので、お金を貯めることです。 お金って、、、大事ですよね(笑 f:id:nemorine:20180217184021j:plain

前半

まずはやってみよう派の自分としては、手持ちのプロジェクトをこなしてお金をためてみます。 何回かプロジェクトを実施すると早々と自分達のゴール条件を満たしました。 周りのチームからはプロジェクトの交換やお金、時間の取引などが活発になりました。 そして経済活動がガンガン回っていった結果、、、なんと!経済の指標がMAXに!

中間報告

一旦落ち着いてファシリテーターから現在の世界の状態の説明をしてもらいました。 経済は絶好調だけど、環境汚染、貧富の差などが広がっている状態です。 f:id:nemorine:20180217184029j:plain

後半

中間報告で見える化されたことと、余裕が生まれたことで、沢山のチームが環境、社会にプラスの活動を選択している感じを受けました。またプロジェクトが発足したりして、他の人へ時間、お金を渡したりしていました。 最終的には環境、社会がかなり盛り返しました。 f:id:nemorine:20180217184033j:plain

思うこと

自己犠牲ではなく自分が幸せになった上で後世に残すということがいいと思いました。自分も自己犠牲は嫌いで、大体は自己犠牲している自分がカッコいい的なところあるからだと思います。 そういう人に限って最終的には相手に求めすぎて、自分はこんなに頑張ってるのに・・・とか攻撃してきたりします(笑 それでは自分が幸せというのはどういう状態なんでしょうか?黒井は「自分が何に幸せを感じるか自覚することが大事」と言ってました。色々なものがあふれている時代なので、自分の中に見つけ出すのが難しいのかもしれませんね。

またゲーム化して学ぶことの面白さや、インプットのしやすさを改めて感じました。現実世界はそこまで簡単ではないけれども、単純化している部分があるから見えることもあります。今回は経済/環境/社会へのインパクトが分かりやすいと感じました。このゲームが終わった後でも「牛乳を飲む」という活動から経済、環境、社会へはどういう影響あるんだろう?とちょっとずつでも考えていけるようになりそうです。

ゲーム自体が面白かったのは確かですが、黒井に会えて話せたことが嬉しかったです。 ゲーム後の飲み会も名寄の話、ファシリテーションの話、アイヌの話などとにかく楽しく話した記憶が強いです。 いつか一緒に楽しいことやれたらいいなぁとぼんやり思いました。