モブテストのハジメ
RSGTでの講演やアジャイルジャパン札幌サテライトについて検討していく中でモブという働き方を意識するようになりました。面白そうなので、2月からチームにジョインしたKさんともう一人のエンジニアの人と3人で会社内でモブテストをやってみました。
今回のテストはHDDのRAIDのテストでディスクを引き抜いてステータスが取れるかどうかを確認するというものです。もちろんRAIDの仕様上ホットスワップには対応しているとは知っていても、動いている状態で初めてHDDを抜くときは緊張しますよね。
今回意識するようにしたのは、対話を多くすることです。新しくジョインしたため分からないことが多いと思ったので小ネタや周辺の話も含めてお話しすることを心がけました。個人的には座学より、知識と体験を同時に学んでいく方が学習効果が高いと考えているからです。Kさんからも質問があったり、もう一人のエンジニアからの情報共有もあって盛り上がりました!
情報の共有だけではなく、「このHDDは思った以上にスッと抜けますね」「もう少しグッと刺さっている感が欲しいね」みたいな感覚の共有もできて面白かったです。
今回は試験仕様書に沿ったテスト(スクリプトテスト)をモブでやってみました。みんなでワイワイしながら新しいテストを試していくという探索的なモブテストとはちょっと違いますが、新しいチームメンバーへ周辺知識を伝えるという当初の目的は達成できたと思います。
これからもちょっとずつ実験していこうと思います。