スクラムフェス大阪参加報告②
午前中は北米セッション。
アジャイルでWFHをパワーアップ by ミグズさん
ターゲット社のアジャイルコーチであるミグズさんのプレゼン。
何はさておき全編日本語ってマジですごくないですか??
もともとOpen Office Formatの人気が高まっていたが、Covid-19 によって働き方を変える必要があったとのことです。
ミグズさんのチームはアジャイル的な方法、すなわち実験を繰り返して、問題を少しずつ解決していきます。
またワーキングアグリーメントについて約束をしたとのことです。例えばコアタイムを決めたり、アイスブレイクの時間を会議の最初に必ずとるようにしたり。同僚との絆を深めるために、バーチャル飲み会を実施したりもしたとのことでアメリカでも同じなんだなぁと感心しました。
ミグズさんのプレゼン資料はもともと完成度が高かったけど、自分の方で事前に日本語をチェックしました。 発表聞いててちょっと涙がでました。
裏話ですが、ミグズさんに”美狗頭”という漢字をプレゼントしましたw
世界規模のサーバレスプラットフォームの中の人が語る勝っているところと真似したほうが良さげなところ by 牛尾さん
アメリカに仕事の秘密を盗み?にいった牛尾さんのセッション。
芸人と見まごうくらいの面白さと熱量にグイグイ引き込まれました。。。
自分がグッと来たところは
- 上司がガチで技術分かる。
- 新人でも一人前の人として接することですごいアウトカムを出せる。
- 他人と違う意見を言うときも、「自分の意見は… 」という。もちろん人格否定をしない。
- 気軽に質問して、気軽に断る。
- ネガティブフィードバックを使ってポジティブに回す。
気軽に質問して、気軽に断るは倉貫さんのザッソウに通じるものを感じました。
また日本企業とアメリカ企業の違いはトップまで技術が分かるかどうかというのが肚落ちしました。技術についての説明や説得をする必要がないってめちゃくちゃアドバンテージですよね!!
「自分の意見は…」の部分は本当に分かりみが深いです。個人に対するリスペクトがあるんですね。
牛尾さんのブログの最終回にはそのことが書いてましたので貼っておきます。ペタッ。
simplearchitect.hatenablog.com
コミュニティの足取りとCOVID-19が及ぼす変化 by 由紀さん
SAFeをやっている由紀さんの話。
今回はSAFeの細かい話の中身ではなくチームの話がメインでした。
アジャイルには合う、合わないはどうしたってある。失敗したっていいじゃない、みんなで作り上げていきましょう、という環境、雰囲気を作っていくことが重要とのことです。
後半はCovid-19下での働き方、そしてこれからの働き方の話。逆参勤交代が流行るかも?!
いつか由紀さんに札幌に来てもらって話してもらうんだ!!
まとめ
ミグズさん、牛尾さん、由紀さんから共通して感じたのは"チーム"で働くということです。
お互いに助け合う、みんなでやりましょうというスタイルがとても素敵だなぁと感じました。
たぶんこれは綺麗ごとではなく、その方がいいものができたり、効率が良いからだと思います。
川口さんから北米に一番近いということで紹介されたのですが、自分の中でのチームや働き方を考えるキッカケになりました。 3人とも基調講演をお願いしてもいいくらいのレベルなのでもっと聞きたい欲がムクムクしたのを覚えています。
ちなみに札幌からミネアポリスへの距離は、8,835kmでした(Google Map調べ)。
北海道1周が約2,800kmなので北海道3周分ですね。遠い。