イベントの時間的盛り上がりを考える
このエントリは「ScrumFestSapporo2020 Advent Calendar 2020」の3日目のエントリになります。
スクラムフェス札幌のお祭りから1か月経ったんですね。 無事に終わってホッとしてます。 今回はイベントの時間的盛り上がりについて書いていこうと思います。
一般的なイベント
一般的なイベントって当日はすごい盛り上がりを見せるのですが、なかなかその盛り上がりは続きませんよね。
アーカイブ視聴ありのイベント
スクラムフェス大阪、スクラムフェス三河、そしてスクラムフェス札幌と今年実施したスクフェス3兄弟では1か月間のアーカイブ視聴をすることができました。しかもすごいことに一人でも参加者がいれば、社内やコミュニティ内での共有がOKなんです!!
アーカイブ視聴のいいところはこんな感じでしょうか?
- 当日の都合が合わなくても聞けること
- 時間を作れば興味のある全てのコンテンツが視聴できること
- 何回か聞きたいコンテンツを反芻することができること
そしてこのアーカイブ視聴によって、イベントの盛り上がりが終わってからもテールを引いて続く現象が起きている気がします。
今回も実行委員の会社だけではなく、すくすくスクラム仙台でも視聴会のイベントが開かれていました。もちろん自分の会社でも毎週金曜日に鑑賞会をやっています。
プレセッションありのイベント
そしてスクラムフェス札幌ではイベント前にプレセッションというものを3回実施しました。これは基調講演のebackyと一緒に基調講演を作るという試みで、ebackyと参加者が対話しながら、どういうところに困っているか、どういうところが興味があるかを探索していくセッションです。このプレセッションにより参加者はイベントの前から少しずつウォームアップをする形になります。
イベントの繋がり
これが単発のイベントだけではなく、色々なイベントでこの形が続くと全体としてはこういう形になると思います。 この形になると別のイベントで聞いた話と今のイベントの話が繋がってきて、学びがさらに深くなります。
新型コロナの対応でオンラインイベントが増え、技術も進化して、現在のような状況があると考えています。 イベント同士がそれぞれ有機的に繋がっていくことが、学び、モチベーションの維持にとても良いと考えています。