スクラムフェス新潟参加レポート
今年初開催となったスクラムフェス新潟についてレポートしようと思います。
スクフェス新潟はオーガナイザーのじゅんぺーさんがAgile Testing Daysみたいなイベントを日本でもやりたい!とアツい想いで立ち上げました。自分はスタッフ兼発表者として参加することになりました。 昔はテスト系とアジャイル系両方で見たのはきょんくん、鉄平さん、永田さんくらいだったのにこんなイベントができるなんて!と感慨深く参加しました。ちなみに上記の3人は今回も参加してます。さすがの鉄板です。
オーガナイザーじゅんぺーさんの凄いところ
人となりは色々な人が書いているのでそちらを見てもらうとして、自分は宣伝力が凄いと感じました。 SNSはもちろん、アジャイル系、テスト系の色々なメディアで話しまくってました。
- とにかく前向きラジオ(https://anchor.fm/maemuki-radio/episodes/ep1783-e1don3v)
- JaSST nano(https://jasst-nano.connpass.com/event/245849/)
- アジャイルテスティングナイト(https://wingarc1st-spqi.connpass.com/event/242643/)
- Markin' Quality(https://techplay.jp/event/846576)
個人的にローカルの人不足を少し心配してましたが、終わった後に新潟の人や新潟出身の人の心に火をつけた感じはあったので、次回以降はさらにパワーアップしそうです。
肩甲骨剥がし
ソフトウェアに関係ない特技を持っているのですが、モーニングセッションでは特技の1つである肩甲骨剥がしをしました。 たぶん技術系のイベントに併設された肩甲骨剥がしは日本初だと思いますw いつもお世話になってる笹さんの肩甲骨も剥がしました。
@nemorine さんの肩甲骨剥がしやばっ!!
— sasakendayo (@sasakendayo) May 21, 2022
19名のコリを剥がしましたが、最終的には自分の腕が攣りそうになってました。来年はもう少し鍛えて出直そうと思います。ダニエルの肩甲骨も剥がしましたが、事故で痛めた肩の動きが良くなった!と喜んでもらったのも嬉しい思い出です。
トラックオーナー
のりっくさんと一緒にトラックオーナーを担当しました。オンライン参加ののりっくさんはトラックの雰囲気を作るのがとても上手で、最後に質問の時間も作り、参加者の理解を深めていたのが印象的です。 自分もそれに倣い、良い雰囲気を作るようにつとめました。テレビの電源が入らない問題などがありましたが、こばせさんの協力によって解決できました。テレビのスイッチはマジで見つけにくいw 改善点としては、同じ部屋に司会と複数の発表者がいるとハウリングしてしまうことですね。次回はリベンジします。
発表
印象に残っている発表を書いておきます。
ソフトウェアテストなんて他人事!だと思ってた私が始めた小さな取り組み / izumi ito
https://confengine.com/conferences/scrum-fest-niigata-2022/proposal/16456 アジャイル札幌で一緒に活動しているいづの発表でした。 テストは他人事だった状態から向き合うようになるまでの赤裸々な感じが良かったです。自分も相談にのったり、探索的テストの勉強会に講師として呼んでもらったりしたので胸アツな発表でした。
テストが嫌いでIT業界を離れるはずだったのに〜テスト嫌いが現場で品質改善を実践するまでの物語〜 / Aki Matsuno
https://confengine.com/conferences/scrum-fest-niigata-2022/proposal/16483/it テスト嫌いで会社やめようと思ったのに、コミュニティ、書籍、そして自身の現場での実際の改善を通してついには会社横断の品質改善改革に入ったという発表。後日談ですが、ついにQAになったとのこと!!
あとはMoneyForwordさんの2つの発表です。
開発エンジニアに聞いてみよう!QAが開発チームへに潜入し、一緒に品質活動をしているが、ぶっちゃけどう?
https://confengine.com/conferences/scrum-fest-niigata-2022/proposal/16455/qa
0→1 フェーズで E2E 自動テストを導入した私たちの、これまでとこれから
https://confengine.com/conferences/scrum-fest-niigata-2022/proposal/16447/01-e2e
MoneyForwordさんの2つの発表は両方ともとても良い発表だったのですが、それにも増して開発とQAのお互いのリスペクトを感じました。アジャイルQAとはこうでありたいという思いが強まる発表でした。どうしてリスペクトするようになったのか、キッカケを聞いたところ、「開発にはない観点やスキルがあり、QAもエンジニアなんだ!と相手を理解したところ」ということでした。いやー いい話でした。
探索的テストにおける期待値(基準)の作り方 / nemorine
https://confengine.com/conferences/scrum-fest-niigata-2022/proposal/16465
自分は「探索的テストにおける期待値(基準)の作り方」というところで発表してきました。 毎回思いますが、文献を読んだり、自分の経験だったりを言語化できるのはとてもいいですよね。 詳しくは別のエントリで書こうと思います。
ギャザリングとしての場
表情、声、ちょっとした雑談。しばらく忘れていたものが2日間溢れていたように思います。実際に合うことは人間にとって重要な活動なんだって改めて思いました。とにかく現地の熱狂度合いが凄かったです。オンサイトとオンラインをつなぐ役割として品川アジャイルの配信はかなり強い武器だな~と思いました! 札幌も今年はハイブリッドでやりたいという想いがギュンと高まりました。
少し調子に乗って余計なことを話しすぎたところもあり、次回は反省していこうと思います。
食
新潟美味しかった!!初日に見つけた「松崎」は来年も行きたいお店です。完全にフリーの探索的テスト(街ぶら編)でしたね。ただタバコOKのお店が多かった印象があります。
スクフェス新潟の食は地元の居酒屋「しまや」さんと酒屋「都屋」さんの強力バックアップにより完全にケータリングの域を超えていました。
芸術
日曜日は新潟の十日町まで足を延ばしていってみました。ここは町を挙げて「大地の芸術祭」っていうのをやっています。たまたま知った。今年たまたま開催している。たまたまスクフェス新潟に行く予定があった。ということで、乗るしかない!このビッグウェーブに!ってことで行ってきました。
移動が車になりますが、かなり感性が揺さぶられる作品が多く、もう一回来たいと思わせる祭りでした。 20年やってるって本当に頭が下がります。
まとめ
いやーーー 新潟アツかった!!札幌も負けないように頑張ろうと思ったし、また来年も来たいと思うイベントでしたね。 少しリモートワークのノウハウも溜まったので少し長めに楽しめそうな気がしています。