JaSST'22東北レポート

9回目となるJaSST東北が無事に終了しました。 2013年にバタバタしながら立ち上げた1回目を思い出しながら、みんなと一緒に少し遠くへ来れたかなぁと思っています。 運営の視点で少し裏側を紹介できたらと思います。

盛岡での初開催

立ち上げ時には東北6県開催という野望がありました。しかし地元にコアとなるメンバーがいないと開催する意義はないという判断があり、仙台以外では開催していませんでした。 立ち上げより約10年、新実行委員長の武田さんが岩手(滝沢)在住ということもあり、今年ついに「盛岡」で初開催することができました!!いやー 名実ともにJaSST"東北"を名乗ることができて嬉しいですね。

武田さんはJaSST'17東北に初めて参加したときに熱気を感じて、『いつか盛岡でやりたい!』って思ってたみたいです。このエピソードは会が終わってから話してくれたんですが、ホントに泣きそうでした。自分は長男だから我慢できました。

松尾さんのインタビュー

松尾さんとは昔から縁があり、2015年のJaSST東北では「改善をより効果的に回すためのレビューへの取り組み」というタイトルで発表してもらっています。松尾さんには「いつか基調講演で発表してね!」というお願いをしていて、数年の時間を経て約束が果たすことができて胸アツでした。事前打ち合わせのときに、松尾さんも覚えててくれたのが嬉しかったです。 基調講演は初めて学ぶ人向けに基本を押さえつつ、DEMOを挟んで分かりやすくお話してくれました。いやー 良かったです。。。

自分はランチタイムセッション担当ということで、松尾さんにインタビューしました。事前に概略は考えていて、以下のようなゴールをイメージをしていました。

  • 松尾さんの人となりを知ってもらう
  • 松尾さんのウエットなソフトウェアの想いや苦労話を知ってもらう
  • アメリカの話を聞いて、アメリカを目指すエンジニアへエールを送る

またインタビューの感じは、一問一答というより、流れるように話すことをイメージしていました。全体的には緩い感じで、でもキャリアの話とかどこに楽しみがあるとか刺激的なインタビューになったと思っています。世界に通じるスキルを持っている人はいると思っていますので、世界を目指してもらいたいなぁと思いました。 石油王にお願いしたmiroのグラレコもとても素敵でしたね。どうもありがとうございました!

インタビュー

構成

JaSST東北は1年目から毎年テーマを決めています。今年も自動化のテーマにしましたが、基調講演~事例~ワーク~招待講演と最初からこういうデザインにしてたのかな?というくらい良い構成になりました。本当にありがたいことです。 また久々のシングルトラックで、オンサイトもオンラインもどちらも同じ講演を聞き、その体験を共有するというのはとても良いデザインだったと思います。 オンラインの配信周りはスクフェス系で培ったものが強かったです。また機材もRSGTの川口さんよりお貸しいただきました。地方のコミュニティ支援は本当に助かります。

ワークショップ

今年もワークショップ担当はかなり気合いが入ってやってました。 ゲームブック風のワークでテスト自動化を学んでいきます。 ギリギリまで本当に受け入れられるか実行委員で悩んでましたが、皆さんに楽しんでもらって良かったです。 ワーク担当の真鍋調べによると本会の消化率はなんと26%!!残りの74%を含め、どこかで再演や違う形で楽しめるようにしたいと思っています。

盛り上がるワーク

まとめ

色々な縁がつながったJaSST東北の盛岡開催だったなぁと思います。また直前のスクフェス新潟~JaSST東北まで移動しながらでしたが、特に有給を使うことなく、仕事ができました。リモートワークの知見も少し溜まりました。 いやー ソフトウェアエンジニアで良かった!

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