ザッソウ本のABD&倉貫さんの基調講演。
10月の豪華なアジャイル札幌イベント第2弾。
ザッソウ本のABDそして倉貫さんの基調講演。
最近アジャイル札幌で取り入れている読書会スタイル。それがABD!
参加者が数ページを担当し、それぞれが担当のまとめを発表するという流れで実施します。
題材は倉貫さんの新刊「ザッソウ本」です。レビューアとして参加させてもらった思い入れの深い本なのでとても楽しみにしていました。
今回は前日のカンバンゲームに引き続き、メンバーズエッジさんのオシャレな会場をお貸しいただきました。ありがとうございます!
ザッソウ本のABD
アジャイル札幌もABDの回数を重ね、少しずつですが改善をしていています。今回は一人当たりの担当の本の量を少し減らしています。全部を読むのではなく理解することを第一目的にしました。今回はABD自体が初めての人が多かったですが、理解のペースが良い感じで進んだと思います。
まとめの時間が終わったころには、参加者がとても柔らかい雰囲気になっていて、ザッソウ本の内容、そこからの普段の仕事のこと、困っていること、美味しいお店の話(?)など、雑談の時間を多めに取ることができました。早速、ザッソウ本を実践できたと思います。
倉貫さんの基調講演
四国から飛んできてくれた倉貫さんの基調講演。 ソニックガーデン以前の話から納品のない受託開発、リモートの話、管理のない話、そしてザッソウの話とシームレスなイメージが伝わってきました。 倉貫さんから直接アジャイルの話聞けるって最高じゃないですか。
今回の本に書かれているザッソウは2つの意味があるとのことでした。2つ目の『雑に相談』の方が今の自分には効果が高そうです。
- ザッソウ=雑談+相談
- ザッソウ=雑に相談
今回の学び
アジャイル開発をコミュニケーションに適用したのがザッソウ
アジャイル開発をコミュニケーションに適応したのが、ザッソウです。#agilesapporo
— ネモトノリユキ (@nemorine) October 26, 2019
これは衝撃的で、言われるとそうなんだけど気づかなかったなぁ。 倉貫さんのBlogの「雑なやりとりが圧倒的な生産性を生み出している」が参考になります。 kuranuki.sonicgarden.jp
雑でもよい
雑でもそれを打ち消すくらいのスピードがあればよいという話をしてくれました。キーワードは雑でも高速なキャッチボールです。 雑に相談したいです。
常に裏技(ショートカット)を考えている
2次会でもとても熱い話を聞けました。これが醍醐味ですよね。
倉貫さんはソニックガーデンの前の会社では昇進も一つのゲームと見立てて、常に裏技を考えていたと話していました。常に考えている、そして行動している、ということが印象深かったです。
ソニックガーデンの取り組みも外部から見ると突拍子もないと思われることが多いと思いますが、常に考えて仮説検証を高速に回した結果、大きな成果になっている例だと思いました。
倉貫さん、前作に引き続きABDに来ていただきありがとうございました! ちょっとずつでも現場でザッソウの種を蒔いていきます。