地域コミュニティとしては考えないといけないこと
このエントリは「ScrumFestSapporo2020 Advent Calendar 2020」の24日目のエントリになります。
コロナ禍の中でオンラインイベントが全盛になって参加者としては嬉しい反面、地域コミュニティとしては考えないといけないことが増えてきていると思っています。
問題:地域イベントの特色の欠如
これまではその土地に集まって、登壇者の話を聞き、美味しいお酒や料理を食べることで成り立っていた特色が、オンラインになると一気になくなってしまいます。特に有名な人を呼んで話を聞くだけであれば、どこの地域のオンラインイベントに参加しても良いですよね。
これを何とかするために少し考えてみました。
- 地域コミュニティのつながりを強めておく
- そこでしか聞けない話を用意する
- 新しいことに挑戦する
地域コミュニティのつながりを強めておく
オンラインイベントでは『誰の話を聞くか』に加えて、『誰と一緒に参加するか』が重要になってくると思います。そこに行くと、知り合いがいて、話が弾む。行きつけの居酒屋みたいなイメージでしょうか。大きなイベントを年に1回実施するよりは、年間を通して小さなイベントを継続的に実施することで、地域の中でのつながりが強まっていくと思います。 アジャイル札幌では、読書会やスクラムナイトみたいなゆるいイベントを継続的に実施しています。
そこでしか聞けない話を用意する
どうしても東京の人凄いなーって思うことが多いと思いますが、自分はスクラムフェス札幌のオープニングでもお伝えしたとおり「地域に解はある」と思っています。話を聞くと本当にすごいことやってたり、めちゃくちゃ面白い人がたくさんいるんですよね~ そういう人達に登壇してもらうことで、同じ地域の人へは仲間意識やライバル心を刺激し、他地域の人には、「へー この地域には面白い人いるんだなぁ」と思ってもらいたいです。 スクラムフェス札幌2020では、登壇者を北海道、北海道外で色分けすると半々くらいになっています。
新しいことに挑戦する
コミュニティが大きくなったり、長く続いたりすると「やらされ感」みたいなものが出てきます。 もちろん時間は有限なのですが、面白い!とかやってみたい!と思うことはどんどん挑戦していくことで、やらされ感から脱却できると思います。 自分の大きな軸は「自分が楽しい」のと、「人を楽しませる」なので、まだ誰もやってなくて、面白そうなことはドンドン行くタイプです。 スクラムフェス2020での新しいことへのチャレンジは「北海道ギフト」でしたね。
来年も新しいことにチャレンジしながら、全力で楽しんでいこうと思っています!!