小学生の子が勉強にハマる方法読了
Twitterで見かけて買って読みました。
難しすぎる問題(パニックゾーン)をやらせても成長しない。これは大人も同じだと思う。子育てと職場の両方で思い当たるフシがあり、反省しすぎて死にそうです。https://t.co/VgrioXJYxP pic.twitter.com/ODHezc9e7v
— 良太郎 (@ryota_hnk) February 6, 2021
子供に対する親の間違ったやり方を優しく指摘してくれる本だと思います。
そして理論がキチンとしているので納得感が違います。
言語化できていなかったところや、心理学、ゲーミフィケーション、アンガーマネジメントなどが簡潔に述べられているのでとても良い本だと思いました。
リファレンスがガッチリついているのも嬉しいですねー
これは新人育成とかに悩んでいる方にも必要な本だと思います。
自分がグッときたところ
「人は自分の力を大幅に超えるものにチャレンジしても成長できない」
これは以前のチームのときからずっと思っていました。自分は「人が学ぶには段階」があるという認識をしていたのですが、それと同じことが書かれていました。 この本では3つに分けています。パニックゾーンは学習できないとのことです。
- 快適ゾーン・・・ストレスなし
- 成長ゾーン・・・適度なストレス ← ここがいいところ
- パニックゾーン・・・過度なストレス
パニックゾーンは会社の業務のみならず、スポーツも同様で、スノーボードで自分の力量を超えた斜度で滑っても全く上手くならないんですよね。実体験としてイメージできます。
脳は2階建て
川口さんに教えてもらったファスト&スローに載っている脳のシステム1、システム2の話が出てました。
- 2階の脳:意識的な領域、思考、メタ認知
- 1階の脳:無意識的な領域、本能性処理
子供の2階の脳は建設中なのでときどき不具合を起こすのは当然なので大目に見ること。 以下の「す・い・さ・つ」のときは2階の脳は働きにくくなるとのことです。
- す:お腹がすいている
- い:いらついている
- さ:さびしい
- つ:つかれている
お腹すいてるとホントに無理です。。。
結果ではなく、行動に注目すること
コントロールできない結果ではなく、コントロールできる行動に着目してくださいということが書いてました。結果はどうあれ、行動ができていればまずはOK、褒めるときも行動を褒めるというスタンスがとても良いと感じました。
自分はKPTなどのふりかえりのTryで結果系と行動系を意識するようにしています。
上から降ってくる半期の目標なんか効率xx%アップみたいなの多いですよねw
まとめ
ぜひ読んでください♪ (回し者じゃないけどw)